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●長野式研究会・尚古堂便り |
Vol.3 講 座 報 告 (1) |
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お陰様で、2007年度大宮会場の‘後期:基礎講座’が始まりました。 多くのキャンセル待ちの方がおられましたが、今回は、数名の学生が「やはり、国試との兼ね合いで、来年度から参加します」、あるいは、日程が合う日が少ないので…、‘後期:基礎講座’参加確認のご返事の無かった方などを含めると、十数名のキャンセルがでました。そのため、来年度になると思っていたのが、半年早く参加できると喜ばれる方も。 それでも、未だ、キャンセル待ちの方が十数名おられ、それに、再受講を希望されている方がおられます。
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◇来年度‘基礎講座’《大宮会場》、3月9日(日)より開講 |
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2008年度、‘前期:基礎講座’《大宮会場》は、3月9日(日)より開講いたします。 既に、松本先生のセミナーの案内が発送され、同封の返信葉書で、セミナーの出欠だけでなく、来年度の‘基礎講座’の申込みも、同時に受け付けています。 キャンセル待ちの方と、現在、再受講を希望されている方を優先に、他は、先着順に、参加予約を決めていきます。 例年、この受付で、定員を越えることになります。 参加ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。 また、京都会場は、来年4月より開講予定です。 期日が決まり次第、ホームページなどでご連絡いたします。 開講までに、時間が少し空いてしまいますので、参加ご希望の受付をされた方には、大宮会場は1月下旬頃、京都会場は、2月下旬頃に、‘基礎講座’参加確認のお問い合せをいたします。
‘基礎講座’や‘実技講座’、は、再受講される方が多いです。 その様な方は、参加回数を重ねる毎に、質問がシャープになり、取穴や治療もより的確になり、腕が上がっていくのがよく分かります。 「長野式治療法」・「キー子スタイル」を学ばれた全国の多くの鍼灸師の方から、「長野式治療法」・「キー子スタイル」で治療される鍼灸師を紹介して欲しいとのご要望があります。 紹介する方としても、やはり、「長野式治療法」・「キー子スタイル」をきちんと学んだ方でないと紹介できません。ですから、いざ紹介となると、だいたい決まった方に集中してしまうことが多くなってしまいます。 「長野式治療法」及び「キー子スタイル」をより深く身に着けて頂くために、定員の2〜3割程度、再受講される方を優先して受け付けています。 また、何度もお会いしているうちに、お人柄なども分かり、紹介するときの参考になります。 ‘基礎講座’では、再受講の方に全く同じ内容を話すのでは芸がないので、少しずつ新しい内容を加えるようにしています。 毎回、少しずつ話しが異なるというので、更に、再受講される方がおられて、私としても、大変刺激になります。 そして、必ず、松本先生のセミナーに参加されて、常に新しい「キー子スタイル」を学び、研鑽して欲しいと願っています。 確実に、「長野式治療法」・「キー子スタイル」を会得された方が増えると、患者さんも近くの会員の方を選べてとても助かります。
大宮会場の参加者は、概ね、関東の一都六県から来られる方が多く、時折、静岡県、長野県、宮城県などからの参加者がおられます。 現在の‘基礎講座’では、秋田県から来られている方が一人おられます。 大宮駅は、非常に交通の便が良く、東海道・山陽新幹線を除く、本州の全ての新幹線が停まり、高崎線や宇都宮線、東武東上線が停まり、埼京線や湘南新宿ライナーを利用すれば、新宿・渋谷、天王洲アイルや新木場、小田原や逗子からも1本で来られます。 それに比べ、京都会場の参加者は、非常に範囲が広く、今回の‘基礎講座’では、鹿児島県の方がおられ、現行の他の講座では、熊本県、山口県、広島県、富山県などから来られています。 大都市から遠い地域の方は、周辺に講座の種類や数も少ないので、休日を返上して、治療に磨きをかけるために、遠路を厭わず参加下さり本当に頭が下がります。 (もちろん、近隣から参加されている皆さんにも、大変感謝しています) 案外、都内に住んでいる方が、大宮は遠いので、都内で講座を開催して欲しいなどと、贅沢な要求をされる方が少なくありません。 周囲で、多くの講座を受講できるので、有り難みがマヒしているのかもしれません。 遠方からの方は、参加費だけでなく、往復の交通費、それに、多大の時間を取られることになります。 その意欲に応えられるような講座にしなければ…、と、私も大変責任を感じます。 2時間半程の‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’のためだけに、毎月、山口県から来られる方がいらっしゃいます。 本当に有難いことです。 ですから、山口県の鍼灸師を紹介して欲しいというご要望があるときには、山口県全県一人となってしまいます。 それも、この方の熱意と、岐子先生の著書が、如何に素晴らしいことかということでしょう。 ‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’も著書の半分を過ぎ、相当な治療武器を入手しました。 長野潔先生が、古典や西洋医学から学び、臨床で実地に体験した膨大な知識を伝えられた松本先生が、また、古典や西洋医学、臨床から得られた知識を再構築されて書かれた著書です。 ですから、1ページ、1ページが明日からの臨床にすぐに役立つ治療が、満載されています。 遠方からでも、その魅力に惹きつけられて講座に参加される気持ちが、よく分かります。
松本先生の著書『Kiiko Matsumoto‘s Clinical Strategies … In The Spirit Of Master Nagano』は、‘In The Spirit Of Master Nagano’というサブタイトルのように、故長野潔先生の残された治療法や体系などが満載されていますが、その他にも、松本先生が古典研究や臨床などから導き出された治療法や考えなど非常に興味深い事柄も、大変多く書かれています。 P253の「列缺」の項では、〈「列缺」は‘雷と稲妻’とも呼ばれている経穴で、‘稲妻の神’と呼ばれている「豊隆」を組み合わせることにより、稲妻の衝撃に起因する症状や徴候を表す患者に使用される〉と、書かれています。 生涯、私には、万が一にもこのような患者と出会うことは無いと思いますが、松本先生の縦横無尽の古典解釈を見倣うと、私達にも、様々な解釈と使用法が生まれ、臨床に大いに役立つかも知れません。 例えば、強い感電、あるいは、頻回の感電をした経験のある人でしたら、もしかすると出会う可能性があるかも知れません。 (例:電気工事士や、強いバッテリーなどを取り扱う人など) あるいは、強い光を受け、ショックを受けた人。案外、携帯電話などで、長期間の電磁波を受けた人なども、この範疇に入るのかも知れません。 セミナーで、「イ?」がテーマになったことがありました。 肥満の時に使うのだそうですが、私は、逆に、ダイエットをし過ぎて生理が止まった経験のある患者さんに効果があったことがあります。 (松本先生の発想は、ユニークなことが多いですが、それが、少しずつ補強されて、体系化されていくことが多いです。故間中先生に学ばれたことの中で、心に残る教えの一つが、自由な発想ということ…というようなことを言われてました) 私達も、大いに想像を豊かにし、チャンスがあれば臨床に生かし、発表し、皆さんで知識を共有しようではありませんか。 それが、故長野潔先生の念願でありました「鍼灸の地位向上」に繋がると思います。 それにしても、『Kiiko Matsumoto‘s Clinical Strategies … In The Spirit Of Master Nagano』、素晴らしい本でしょう! ちょうど、経絡・経穴編に入ったところです。 鍼灸学校の生徒さんには、教科書の経絡・経穴と比べて学ぶ、絶好のチャンスです。 無味乾燥の経絡・経穴が、生きて、あなたの血肉となり、臨床に活躍すること疑い無しです。
またまた、宣伝です。でも、決して期待を裏切らない商品です。 是非、ご来店、いや、ご来講(?)をお待ちしています。
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