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情報コーナー

●ニュース&アラカルテ
vol.16

作っちゃいました
毎年、「東京衛生学園専門学校:後藤学園」で、非常勤講師として、3年生の‘鍼灸実技’を昼間部・夜間部で5日間担当しています。
2002年の初めての授業から、昨年の2010年までで計9回となります。
後藤学園は、学校の方針として‘中医学’を授業に取り入れていますが、3年生の‘鍼灸実技’では、他に4種類の治療法を学びます。
その4種類の治療法の中に「長野式治療法・キー子スタイル」が入っています。
鍼灸界は、概して閉鎖的なところがあり、鍼灸学校もそうですが、その学校が主に授業に取り入れている治療法以外は、余り他の治療法には目を向けません。
‘中医学’以外にも沢山の治療法があり、卒業前にそのような治療法に触れて、鍼灸治療は多種多様の考え方があるという認識を持ち、将来の鍼灸界を担う若者に、自分に合った、あるいは、自分の方向性を考える治療法を選択して欲しい…、というような想いを、後藤学園はお持ちなのかと思います。
上に立たれる指導者の広い教育観の元で学ぶことができる学生は、本当に幸せと思います。
お世辞ではなく、将来の日本の鍼灸界は、この様なオープンな考えをインプットされた方が担っていくのではと大いに期待しています。

《 長野式研究会 & w-key net 》の会員の中には、後藤学園の卒業生(あるいは在校生も)が多くおられ、もちろん、治療の中に「長野式治療法・キー子スタイル」を取り入れて下さり、そしてその鍼灸治療院の多くが順調であり信頼できるので、私からも安心して患者さんを紹介できます。
《 長野式研究会 & w-key net 》の各講座にも熱心に参加下さり、今までの松本先生のセミナーも、後藤学園がなければ成り立っていかない状態です。
後藤学園には、本当に感謝しています。

そこで、直接的でなくてもよいから何かの形で、後藤学園に感謝の気持ちを表したいと思っていました。
2011年が10回目の授業となりますので、この時に何かしようと思っていましたが、2010年が、私が松本岐子先生のセミナーに関わる最後の年となることもあり、そして、2010年という区切りのよい年ということで、2010年度に後藤学園から頂く謝礼を、全てTシャツの制作費に充て、記念に残そうと計画しました。
(何でTシャツなの?…と言われれば、返答が難しいのですが…?)
それが、写真のTシャツです。

クリックすると拡大します

私が最後に関わることになる、『2010年度 松本岐子先生セミナー in Kyoto』の京都会場でのセミナーで、スタッフ全員にこのTシャツを着ていただき、撮影した画面に、嫌が応にも、しつこいくらいに、鍼灸の素晴らしさ、凄さなどを訴える文字が躍るのを計画していました。
参加された皆さんの脳裏にも、6時間余の間に潜在意識に刷り込んでしまおうと画策していました。
そして、以後、これを《 長野式研究会 & w-key net 》のスタッフのユニフォームにと考えていましたが、ご存じのように、私の主宰する松本先生の京都会場でのセミナーは、とうとう開催されずに終わり、私の計画も頓挫してしまいました。

 ちょうど、その頃に、後藤学園の‘鍼灸実技’を担当しました。
 5回の授業ですから、ちょうど、5色のTシャツを毎回変えて授業ができます。
そして、ホワイトボードに板書しているときには、生徒さんに背を向けていますから、今度は、未来の日本、いや、世界を担う鍼灸師の卵の潜在意識に、背中の文字を刷り込むことができます。
我ながら、グッドアイデア!…と自画自賛。
初回の授業には、青のTシャツを着て、2回目の授業には、赤のTシャツを着て、そして、2回目の授業の最後に、次回は、どんな色のTシャツを着てくるかクイズを出して授業を終わらせようと考えていました。
(当然、皆さんでしたら、Tシャツの写真を見なくてもお分かりかと思います)

初回の授業と2回目の授業の間に、文化祭がありました。
是非、文化祭にこのTシャツを着ていただきたいと提案し、快諾していただきました。
ですから、クイズを出すまでには至らなかったのですが、初めに考えていた後藤学園に感謝の気持ちを表したいという想いが、意外なところで実を結びました。
(私の独りよがりでもありますが…)
神のなさることは、人知を越え、思いがけないところで実現するものです。

このTシャツの後日談は、次回に。


 追記 このTシャツは、私としては、ちょっと凝って作ったという気持ちがあるのですが…、そんなことを考えているのなら、もっと、有意義なことに頭を使え!…と、怒られそうな気もします。

 ●先ず五色…これは言わずもがな、五臓の色体表です。
 ●赤だけ2色…これは、‘君火’と‘相火’です。
(どちらが‘君火’で、どちらが‘相火’ということはありませんが…)
 ●胸の「凄いぞ!鍼灸」の色をご覧下さい。分かりますか?
   全てTシャツの色の‘補’の色で書かれています。
    ※本当は、背中の文字の色を‘瀉’の色で書こうとしたのですが…、資金が尽きてしまいました。
    ※白のTシャツの胸の文字だけは、背中に‘凄いぞ’という文字が入っているので、‘鍼灸って、素晴らしい!’という文字に変えてあります。
●胸の文字の囲いの下に、小さく‘w-key net’と、ちょっと宣伝が入っています。
  ‘長野式研究会’を書かなかったのが、ちょっとだけ奥床しい?
●背中のキャッチフレーズは、如何でしょうか?




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