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長野式研究会

・長野式治療法
・長野式研究会のご紹介







ご挨拶

●長野式研究会のご紹介


《長野式研究会の発足》

不思議なご縁で、松本岐子さんが、長野潔先生を私に紹介下さり、長野潔先生の2冊の著書『鍼灸臨床わが三十年の軌跡』と『鍼灸臨床新治療法の探究』の校正に携わることになりました。

その校正が長引く中、長野潔先生の臨床での体験を、『医道の日本』誌1994年9月号に『長野式見聞記:人生を変えた「帯脉」』として投稿したところ、多くの反響を呼び、読者から、是非、長野式治療法に関しての講座を開いて欲しいとの要望がありました。

そこで、長野潔先生に、先生の治療法を『長野式治療法』と名付け、長野式治療法の研究会をつくり、講座を開いても宜しいかとお願いしたところ、快諾下さいましたので、会の名称を『長野式研究会』として、大宮で‘基礎講座’を始めることになりました。

《長野式研究会の歩み》

1994年 ◇『長野式研究会』が発足。「大宮ソニックシティ:会議室」にて講座を開始。
1996年

◇会員から、長野潔先生と松本岐子先生のセミナーを開催して欲しいとの強い要望により、『長野潔先生・松本岐子先生ジョイント講演会』を別府の「ホテル清風」で開催。
◇賀来詳剋氏(大阪府岸和田市在住)の要請により、『長野式研究会:大阪支部』を設立。賀来氏に事務局を依頼し、村上が講師となり「新大阪センイシティホテル」にて講座を開始。

1997年

◇長野潔先生のご病気・入院により、先生支え、励ますために『第1回松本岐子先生:長野式治療法セミナー』を別府と大宮で開催。
以後、長野潔先生のために第2回・第3回のセミナーを大宮で開催。

1998年

◇長野潔先生の快気祝いとして『第2回 長野潔先生・松本岐子先生ジョイント講演会』を計画するが、事情により『長野式治療法総合セミナー』と改称して開催。
◇諸事情により、長野康司氏に「大阪支部」を譲る。
◇松本岐子先生単独で行うセミナーのタイトルを『松本岐子先生セミナー in Japan』と改称して、第1回のセミナーを大宮で開催。
以後、長野式の総決算ともいうべきこの松本岐子先生のセミナーを、毎年11月下旬に「大宮ソニックシティ国際会議室」で開催。
◇『医道の日本』社のビデオ『長野式鍼灸処置法の実際《入門編》』の制作に協力。

1999年

◇『医道の日本』社のビデオ『長野式鍼灸処置法の実際《臨床編》』の制作に協力。
◇「長野式研究会」の下部組織として、(注)「新治療法研究会」を発足。

2000年 ◇関西方面の方から、長野式研究会の講座の再度行って欲しいとの要望があり、「京都テルサ」にて各講座を開講。
2001年

◇『医道の日本』社のビデオ『松本岐子氏による明日からの臨床に使える 鍼灸療法(1)及び(2)』の制作に協力。
◇長野潔先生のご逝去により、『第4回 松本岐子先生セミナー in Japan』の副題を‘長野潔先生追悼セミナー’として開催。

2002年

◇松本岐子先生が『医道の日本』社の ‘間中賞’を受賞し、『第5回 松本岐子先生セミナー in Japan』の副題を‘間中賞受賞記念セミナー’として開催。
以後、毎年、「大宮」「京都」で‘基礎講座’‘実技講座’‘臨床応用講座’などの各講座を行い、また、『松本岐子先生セミナー in Japan』を開催し、現在に至る。

2004年 ◇松本岐子先生のセミナーを関西方面でも開催して欲しいとの要望により、11月28日に『2004年度 松本岐子先生セミナー in Kyoto』として「京都テルサ」にて開催。
2005年

◇『第7回 松本岐子先生セミナー in Japan』を11月から2月27日に移して開催。
◇秋には『2005年度 松本岐子先生セミナー in Kyoto』を京都駅烏丸口前「ぱるるプラザ京都」にて開催。
以後、毎年、「大宮」「京都」で‘基礎講座’‘実技講座’‘臨床応用講座’などの各講座を行い、また、春には大宮で『松本岐子先生セミナー in Japan』を、秋には京都で『松本岐子先生セミナー in Kyoto』を開催することになり、現在に至る。

(注)「新治療法研究会」
松本岐子先生の主な恩師には、長野潔先生の他に河合吉弘先生がおられます。
この河合先生の河合式治療法をはじめとして、様々な治療法を皆様と共に勉強する研究会です。
(河合先生のセミナーを以下のように行いました)
1997年:河合吉弘先生:特別セミナー
1998年:第1回 河合式臨床研修会
1999年:第2回 河合式臨床研修会


《長野式研究会の目的》

「長野潔先生」、あるいは先生の一番弟子と誰もが認める「松本岐子先生」の教えを伝え広め、また、長野潔先生の念願であった『鍼灸の地位向上』に努めることを目的としています。
長野潔先生は、『鍼灸の地位向上』のためには、(1) 鍼灸の対象疾患 (2) 段階的成績の集積 (3) 効率の高い処置法 (4) 体系化への構築 を挙げられ、そのために症例報告が欠かせないと言われました。

多くの方から送られてくる症例報告をまとめ、発表することも『長野式研究会』の重要な仕事であり、皆様の症例報告を『医道の日本』誌に投稿したり、このホームページに掲載したいと思います。
そして、皆様と共に効率の高い治療を築き上げていきたいと念願しています。皆様からの症例報告をお待ちしています。
また、長野式治療法に拘わらず、会員や長野式に興味を持たれる方からの様々な情報や症例など、『鍼灸の地位向上』のためにハブ空港のような役割を果たしたいと考えています。




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