マメちゃんは、鍼灸学校を卒業してまだ3年です。 しかし、どうにかして患者さんの症状を改善しようと「キー子スタイル」を試行錯誤しながら腕を磨いています。
ある病院で、1年間無給の見習いとして働き、一人でも多くの患者さんに触れようと、寸暇を惜しんで様々な患者さんを診てきました。1年間の勤務を終了したときに、患者さんに見習いが終わって辞める旨を伝えた所、患者さんの多くは、マメちゃんが正規の鍼灸師と思ったそうです。このガッツが上達の秘訣と思います。 受付けの案内の方が、問い合わせにこられた患者さんに「それなら、内科に行って下さい…」等というのを聞いて、「それは鍼灸の方が効くよ!」と心の中で叫んだ事も度々。本当の鍼灸の効果が、一般に知られていないのを切歯扼腕しています。
最初は、学んだ事を正直に臨床に使用し、それが効果を表さないとなると、考えつくありとあらゆることを駆使して治療します。しかし、現在、各講座でお話しをしていて感じる事は、すぐに結果を聞きたがったり、いろいろと試行錯誤をしてみるということを避けたりすることが多いことです。あるいは、ポイントだけを使って、教えられた事を順序立てて、臨床に素直に使ってみようという姿勢がないことがあります。長野潔先生が「鍼灸の地位向上には、症例報告を集めて分析することが大切」と言われました。
まだ、マメちゃんが始めて間もない頃の症例もあり、遠回りをしていることもありますが、参考に読んで見て下さい。
vol.2 |
鍼灸で超安産 妹の超安産記 |
vol.1 |
症例報告 1:首も回らないほど背中が痛い 症例報告 2:右肩痛 |
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