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長野式研究会





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情報コーナー

●長野式研究会・尚古堂便り
Vol.1 長野式研究会便り…(1)

◆‘後期:基礎講座’(大宮会場)…定員となりました。

お陰様で、9月3日(日)より開講しました‘後期:基礎講座’は定員となり、次回は、来年度3月18日(日)より開講予定です。
来年度‘基礎講座’に参加ご希望の方は、9月下旬頃に送付される『松本岐子先生セミナー』の案内に同封されている返信葉書の該当欄に、○印を付けご返送下さい。今回のキャンセル待ちの方や、再受講を希望されている方がいらっしゃいますので、既に、定員の半数近くが申込み受付けをされています。
※京都会場は、来年4月より開講予定です。

◆‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’(略名=著書の講座)
 &‘松本先生の著書を共に学ぶ:ダイジェスト講座’(略名=ダイジェスト講座)に
 是非、一度ご参加ください。


松本先生のパワーとレベルの高さを知っている長野式研究会の会員の皆さんは、松本先生の著書が刊行されたということを耳にすると、是非、その内容を知りたいという欲望が生じるのは当然のことでしょう。
しかし、全文英文であり、英語の得意な方はともかく、遥か昔に学んだ方々には、購入してもただ眺めるだけとなってしまいます。
そこで、皆さんから、「著書を購入するから、村上さんの方で、訳してくれる講座を持ってくれませんか」という要望があり、松本先生に許可をとって‘著書の講座’が始まりました。しかし、遠方のから参加の方が、2時間余の講座のために毎月参加することは大変ですので、重要なことを中心に訳文を話して欲しいとの要望があり‘ダイジェスト講座’が加わりました。

‘著書の講座’は、ほぼ毎月1回、午後に‘基礎講座’などのある日の午前中に、‘ダイジェスト講座’は、ほぼ3ヶ月毎に午前・午後を通して行っています。
‘著書の講座’は、全文逐語訳をし、著書全部の終了時には、皆さん個々の全文の日本語訳が完成する予定です。‘ダイジェスト講座’は、その名の通り内容のダイジェスト版であり、繰り返し出てくる表現や、‘基礎講座’などの内容とダブルところは、割愛したり簡単な説明をして先に進みます。
京都会場の‘ダイジェスト講座’では、大阪・京都府はもとより、熊本・福岡・山口・広島・兵庫・富山などの県からも参加される方がおられます。このように、私の拙い訳にも拘わらず、遠方からでも参加される方がおられるのは、著書の内容が素晴らしい!ということに尽きると思います。

松本先生の著書の日本語訳は、当分の間、出版予定がありません。
また、松本先生の2冊目の著書が来年初めには発売されますので、どんどん先に進まなければならず、恐らく、前に戻って訳することは二度とないかと思います。
‘基礎講座’などは、毎年開講しますので、特にこちらからアピールすることはしませんが、‘著書の講座’と‘ダイジェスト講座’は、上記のように繰り返すことができないので、参加を希望される方には、なるべく早くご参加下さい!…と、強く働きかけています。(もっと早くから参加すれば良かった…という方が多いのです)
著書の内容に関連して、私が長野先生の臨床を見たり、先生に教えていただいたことなど、あるいは、松本先生にお聞きしたことなどで、長野先生や松本先生の著書に書かれていないことを、訳の合間に付け加えてお話しします。
全訳終了時には、長野式治療法のオーソリティになって頂くことを目指しています。

この著書は、世界で松本先生が教えている生徒達のテキストであり、また、松本先生が直接教えていなくても理解できるように、刺鍼の角度や取穴の指示など細かく書かれています。
例えば、処置法においても、適応症・所見・治療が非常に具体的に書かれており、ベッドサイドに置けば、強力な即戦力となります。
著書のタイトルに、『Kiiko Matsumoto' s Clinical Strategies』=『松本岐子の治療戦略』とあるように、まさに、病気に対しての治療の戦略(取り組み)が書かれています。敵が(病魔が)如何なる手段で挑んでこようとも、それに対する防御・攻撃の(治療の)戦略が事細かに書かれています。
鍼灸を学ぶ世界の人が、分かり易いように書かれているばかりでなく、古典から西洋医学、代替医療など、幅広く取り上げた内容のレベルの高さは、また、比類無き著書と言えると思います。

スタッフの一人に、大まかな訳をして頂き、解剖学用語や病名、ナンバーでの経穴を日本名に翻訳したものを、私が、悪戦苦闘して何とか理解できるように和訳に取り組んでいます。また、講座当日には、もう一人のスタッフが私の訳の内容をチェックして下さいます。それに、参加者の皆さんが、誤訳や分からないところでは助け船を出してくださることも、多々あります。(まさに、「共に学ぶ講座」です)
和訳は大変であり、どうしてこんなことを始めてしまったのか後悔することも度々ですが、訳しながら、あの患者に使えるのでは?…などと考えると、苦労がいつの間にか喜びに変わっていきます。(松本先生のセミナーもそうです。壇上でのモデルの治療を見ながら、「この治療は、私のあの患者の症状に使えるのでは?」と思えるものばかりです)学んだことが、即、明日からの臨床に生かせる本当に優れた著書と思います。

現在、‘著書の講座’は、全460ページ余のうち、約200ページを越え、‘ダイジェスト講座’は150ページ前後まで来ています。
‘著書の講座’あるいは‘ダイジェスト講座’に一度、ぶらりと参加してみませんか。
そして、「共に学んで」みませんか。お待ちしています。

村上 裕彦 2006年11月




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