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長野式研究会





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情報コーナー

●長野式研究会・尚古堂便り
Vol.67 今年は、‘産科講座’及び新しい講座を開講しました他

今年は、‘基礎講座’をはじめとする毎年開講される定期的な講座以外に、久しぶりに‘産科講座’が開講されたり、皆様からご要望のありました新しい講座が開講されました。

◆‘産科講座’が開講されました


参加者の妊婦さんへ、腹帯を巻く実技
8月9日(日)に、‘産科講座’が開講されました。
 ちょうどお盆の始まりにかかり、間近になってキャンセルが少なからず出ましたが、それでも、会場一杯になるほどの盛況でした。
 京都会場に参加されている方や、遠路はるばる沖縄からの参加者もおられ、産科に対する鍼灸治療の関心の深さが感じられました。

 午前中は、初めての参加者のために、「めざせ!安産!マタニティセルフケア」と題したテキストを基に、妊婦さんの生活全般についての講義がありました。
 運動、食事、冷え対策、そして、心の持ち方、眼の酷使の禁止など、妊婦さんだけではなく、これから妊娠・出産を迎える若い女性へのアドバイスに、私達鍼灸師が知っておきたい事柄が分かり易く、経験溢れる治療で得た豊富な知識と共にお話し下さいました。


大腿内側の足踏み
午後の最初の1時間は、古典といえばこの人!と言われる和田仁宏先生が、妊娠・出産・不妊などに関して、古典に書かれていることをお話し下さいました。
いつも感じることですが、古典から、治療の手掛かりを得ることが多々あります。
胎盤が降りない、難産などは、通常の鍼灸治療では関わりが少ないですが、不妊・産後の諸病などは、鍼灸治療では非常によく診られる患者です。
お話し頂いた諸々の経穴を、これからの臨床で試していくのも楽しみの一つです。
参加された方には、これらの症例がありましたら、是非、ご報告をお願いします。

 早速、‘産科講座’に参加された方から以下のご報告がありました。
『先週、逆子の患者さんが来院して、産科講座で教えてもらった通りに施灸したら、二回目で戻りました。
本当に鍼灸は、素晴らしい!私の未熟な腕でも習った通りにやれば、結果が出るんですよね』
  嬉しいご報告です。


和田先生の古典講義
(ビールが入れば、もっと話せるのに…)

◆‘復習:基礎講座’が開講されました

‘基礎講座’に参加されている方からのご要望で、‘復習:基礎講座’が開講されました。
(‘復習:基礎講座’については、「長野式研究会・尚古堂便り)Vol.64を参照下さい)
毎回、‘基礎講座’の開講した翌月の第2月曜日に定員6名で行われます。
Aクラスが10:00〜12:45、Bクラスが14:00〜16:45の2クラス、それぞれ3組で行い、‘基礎講座’で学んだ処置法を、すぐにジックリ復習することができます。
通常は、取穴や刺鍼などは、‘基礎講座’が全て終了した後の‘プレ実技講座’で行いますが、時間が経つと忘れてしまうから、なるべく早く復習したい…とのご要望にお応えして今年から開講しました。
日曜日・祭日は、ほとんど講座で埋まってしまいますので、平日に行わざるを得ません。
他にも参加希望の方がおられますが、平日では参加出来ないと言われ、本当に申し訳なく感じています。
できる限り、希望される方が参加出来るように調整していきたいと思っています。

9月14日(月)に、8月の‘基礎講座’の内容の復習を行いました。
中には、午前と午後の2回参加される方もおられ、自らがモデルとなったり、実技を行ったりを2回ずつ繰り返すことができるので、バッチリ自分のものにすることが出来ます。
午前は3人、午後は6人、短い時間ながらいくつかのテーマとなる処置を集中して指導することができ、私も「処置法のあの部分を教えることが出来なかった…」、あるいは、少人数ですので、一人一人に目が届き、フラストレーションが少なく、楽しい一時となります。
また、色々な情報も入り、こちらもよりオープンに接することができるようになります。
(短い時間といっても、昼食の時間が圧縮されたり、午後の部は、終わってから色々な話しも出たりと、相当、終了時間が延びてしまいます)

‘復習:基礎講座’は、‘プレ実技講座’とダブル内容もありますが、‘プレ実技講座’では、全ての処置法をまとめて学び、処置法の互いの関連性を認識できますので、両方に参加される方もおられます。
来年度の‘基礎講座’に参加される方も、諸事情が許すならば、是非、‘復習:基礎講座’にもご参加下さい。
お待ちしています。

新しい講座へのご参加を、お待ちしています

◆‘臨時:実技講座’・‘臨時:臨床応用講座’が開講されました

(‘臨時:実技講座’については、「長野式研究会・尚古堂便り)Vol.64を参照下さい)
1年間の一通りの講座を終了された皆さんから、‘実技講座’をもっと受講したいとのご要望が、以前からありました。
通常の‘実技講座’では、その年の‘基礎講座’に参加された方が優先ですので、その方々で定員となってしまうことが多く、以前に‘基礎講座’を終了された方は、なかなか‘実技講座’に参加することが難しい状況でした。
松本先生のセミナーから手を引き、少し時間が出来ましたので、ご要望にお応えして、人数が集まり次第、不定期に開講する‘臨時:実技講座’を開講する事にしました。
定員は8〜10名で、会場も尚古堂としました。
治療環境は、通常の治療院のものをそのまま使えるので、準備も余りかける必要も無く、今年は、3回開講することが出来ました。
いつも、講座を助けて下さる石井弦先生と二人で指導しますので、本当に少人数で臨床体験ができます。
また、治療方法を学ぶだけではなく、じっくり治療を受けることができるので、愁訴が改善したり、体調が良くなる方も少なからずおられます。

 通常の‘実技講座’では、‘実技講座’で書いたカルテに、一人ずつ添削をしますが、私にとって、自分の教え方がどの程度伝わっているのか、どのようにすれば、より理解し易くなるのか、あるいは、受講生のことを知ることもでき、カルテの【その他】の欄には、自由に書き込みをして欲しいとお伝えしてあるので、ここで、色々なご要望やら情報が入り、私自身のためにもなります。
しかし、この添削が結構大変です。
そのために、‘臨時:実技講座’に対しての‘臨床応用講座’(‘臨時:臨床応用講座’)では、添削はせずに、直接、口頭でカルテを評価しその場で質疑応答をします。
‘臨時:臨床応用講座’も、尚古堂で行いますので、定員は15名がギリギリです。
少人数ですから、アットホームな雰囲気で余りプレッシャーを感ぜずに、質問も出来ます。

実技講座を終了された方は、是非、続けて‘臨時:実技講座’にもご参加下さい。
スキルアップのお手伝いをしたいと思います。
お待ちしています。

 ‘臨時:実技講座’・‘臨時:臨床応用講座’の終了後は、‘さいたま新都心駅’前の居酒屋で、更に学び、親交を深める飲み会を開講(?)しています。
 こちらだけの参加も大歓迎です。
 是非、ご参加下さい。


来年は、‘復習:基礎講座’や‘臨時:実技講座’・‘臨時:臨床応用講座’に加えて、
更にスキルアップのための講座も企画しています。
実現できるように努力したいと思います。


村上 裕彦 2015年12月




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