●長野式研究会・尚古堂便り

Vol.51　来年度‘臨時：基礎講座’の閉講について

◆来年度‘臨時：基礎講座’の閉講について ‘基礎講座’も、お陰様で、来年度の参加希望の方がそろそろ定員近くになってきました。 例年では、‘基礎講座’が定員となり、その後のキャンセル待ちが２０名になりましたら、‘臨時：基礎講座’を開講してきました。 しかし、今年の１月中旬に手術をし、その後、毎月のように様々な検査を半年ほど行いましたら、体力の衰えを強く感じるようになりました。 来年初めには、６５歳の高齢者（こんな歳になるとは思いませんでした…。高齢者…何となく嫌な響きですネ）となり、世間では定年退職の年齢になります。 （テレビでは、…６５歳の高齢者が…、あるいは、…６０歳代のお年寄りが…、と、必ずといってよい程、余計な言葉をつけます。チクショウメ！） 幸運にも、今まで、全くといってよいほど、講座や講演などを休むことがありませんでしたが、１１月１０日には、風邪で‘総合講座’を休講することになり、今まで通りの日程をこなすことは無理になってきたように感じます。 そのために、来年度からは‘臨時：基礎講座’は閉講することに致しました。 ‘基礎講座’が定員になりましたら、次回の‘基礎講座’まで１年間お待ち頂く方が増えてしまい、ご迷惑をおかけするかと思いますが、宜しくお願い致します。 既に、松本先生のセミナーからも手を引き、神様が、少しずつ仕事量を減らしていくように、お膳立てをして下さっているように思われてなりません。 また、今まで、忙しくしており目の前の仕事をこなすことで精一杯でした。 しなければと思いつつ、時間が許さずに出来なかったことにも時間を割けるかと思いますので、長野潔先生から学んだことをまとめ、それを皆さんに残していくことも、私の残された時間にしなければならないことと思っています。 　有り難い事に、「長野式治療法」・「キー子スタイル」を学びたいという若い情熱のある方々が生まれてきており、これからは、次の世代にバトンタッチすべく、こちらの方にも力を注ぎたいと思います。 私が講座を減らしたり、講座を続けることが難しくなったりしたときには、それを継続していける人材を育成していくことも、これからの課題と考えています。 その方々が育ちましたら、彼ら・彼女らが、新しい講座を作り、新しい方法で、また講座が始まっていくかと思います。 乞う、ご期待！！！です。 また、新春早々に治療院を少し改築し、実技などをいつでも行えるような場所、「長野式治療法」・「キー子スタイル」を中心に、鍼灸治療を学ぶ心若き鍼灸師が集う場所にもしていきたいと願っています。 村上 裕彦　2013年12月