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長野式研究会





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情報コーナー

●長野式研究会・尚古堂便り
Vol.19 講座寸描…(1)

◆‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’《大宮会場》
    ついに400ページを越えました



P400〜「肝疾患」です
大宮会場の‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’は、5月17日(日)に‘第62回’を数え、とうとう400ページの大台を訳し終えました。
62回、ほぼ毎月行っているので、2004年2月29日に開講以来、約5年余かかったことになります。
2006年11月のこのホームページ「「長野式研究会・尚古堂便り:Vol.1」で200ページを越え、2008年3月の「Vol.8:講座報告(5)」で300ページを訳し終えたご報告をしましたが、同じようなペースで順調に進んできたことになります。

これらのホームページにも書きましたが、最初は、ここまでくるとは思ってもみませんでした。流石に、全回出席の方はいらっしゃいませんが、ほとんど参加下さっている方も少なからずおられます。毎月、お忙しい中参加下さるこの様な方や、裏方で訳を助けていただいているO先生やI先生のお陰で、ここまで来られたと心より感謝をしています。

ようやく講座が終わってホッとすると、もう次の講座になります。
最初は、分からないところをどうにかして訳そうと奮闘しました。
このストレスと負担は、大変大きいものでしたが、参加される皆さんも、長い臨床経験を持たれている方や古典に堪能な方、色々な治療法をされている方など、様々な方がおられ、分からないところは、助けていただけるので、重荷も随分皆さんに負っていただいてきました。

訳の間に、長野先生や岐子先生から学んだことなど、著書には書かれていないことも加えますので、1回に進むページは、当初の予定だった10ページを下回ってしまうようになりました。
そんな話しでも、聞くと参考になる…、と、長く参加下さっている方や、「ダイジェスト講座」とは、ちょっと違うことも話したりすることがあるので、両方の講座に参加下さる方もおられます。有り難いことです。

毎日一人で臨床に向かわれている方は、毎月1回でも会員の方と一緒に学ぶと、ホッとする…という方もおられます。
私も、経験豊かな参加者から、多くの知識を頂きました。

また、休憩や講座後に、参加者とお話しできることも、楽しい一時です。
参加者の中には、お互いが顔見知りとなり、色々と情報交換もあり、ネットワークも自然に広がっていくのではと感じることもあります。

京都会場は、人数も大宮会場ほどではないので、特にアットホームな感じがあります。
講座の合間には、治療の相談やアドバイスや患者さんの紹介など、近況やら個人的な話しまでが、ここそこで行われています。

この大部の著書『Kiiko Matsumoto‘s Clinical Strategies … In The Spirit Of Master Nagano:Vol.1』の訳が終わったときには、タイトル通り、治療戦略として相当な武器となると思います。
(この著書を、他の国では教科書で使用しています。羨ましい限りです)
どうにか、年内には完訳させ、‘完訳パーティ’をしたいと願っています。
「Vol.2」もあります。
まだまだ、‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’は、数年続きそうです。

何と言っても松本先生の著書が素晴らしので、良いものは必ず広がる、また、この著書が広がることが故長野潔先生の夢でありました「鍼灸の地位向上」に繋がるとのゆるぎない信念を持つことができました。

最初15名で始まりましたが、きっと参加者が増える、いや、増やさなければいけないという気持ちを続けることができ、ここまで来ることができました。
また、当然、学ばれる方もその内容の凄さ豊富さに魅せられますので、お忙しい中でも、遠方でも参加し続けて下さるのかと思います。
毎月ですので、当然欠席者も少なからず出ますが、今では、当初の4倍近い人数の案内を作成するまでになりました。
嬉しく有り難く感謝で一杯です。

初めて参加される方の中には、必ず、最初からまたやらないのですか…、というお問い合わせがありますが、もう、その時間はありませんので、なるべく早く参加して、一度、その内容を感じて欲しいと思います。
お待ちしています。


◆連休にもかかわらず…

5月3日(日)・5日(火)は、‘実技講座’、4日(月)は、‘松本先生の著書を共に学ぶ:ダイジェスト講座’でした。

大宮会場は、半年前の月初(1日)に‘大宮ソニックシティ’に出かけて、会場を予約します。
希望する会場が、他に希望されている方と重なると、抽選となります。
治療院が休みの時は、妻が、治療中の時には、妻の友人が行きますが、二人とも‘くじ運’が余り良くなく、希望会場が他の希望者と重なると、たいてい外れます。

毎月の大宮会場の‘基礎講座’は、第3日曜日、または、第4日曜日と決めていますので、会場予約は、こちらが優先となります。
第3日曜日が取れたときには、必要ならば、第4日曜日、あるいは、空いている他の日曜日を ‘ダイジェスト講座’など、他の講座を取るようにしているのですが、両方の会場がうまく取れるのは、非常に稀となります。

しかし、日曜日が取れないと、祭日を予約することになりますが、やはり家族サービスでお子様をどこかに連れて行かなければならない方や、連休となれば泊まりがけの旅行や実家への帰省などと重なり、なかなか講座に参加し難くなります。

また、逆に、同じような理由でしょうか、会場の予約は大変取り易くなります。
5月の連休は、毎年、大宮会場の松本先生のセミナーのビデオの編集と、大掃除で過ごしています。

ビデオ編集は、一定の期間に集中して行わないとなりません。
「どうせどこに行っても一杯で、天気も良い日が多く、水も冷たくは感じないし、日も長いので、暮れの代わりに行うには、もってこい…」と、患者さんから教えていただき、ビデオ編集に疲れたら掃除、掃除に疲れたらビデオ編集、ときには、‘むすび’と散歩…、としてきました。

ところが、今年は、会場が取れず、とうとう、5月の連休になってしまいました。
家族に白い目で見られながら、ストレスを抱えて参加下さる方、予定を変更され、講座を最優先して下さった方など…、それ程の欠席もなく、本当に感謝です。
ただ、ダイジェスト講座には、皆勤の方が何人かおられますが、何と言っても大型連休ですので、やはり、2〜3名の方が、どうしても日程が無理と参加できませんでした。
中には、お子さんの薦めで長期の海外旅行に出られた方もおられ、ギリシャからの絵葉書が届きました。今から、土産話が楽しみです。

そして、次回も9月の大型連休に予約を入れてしまいました。
皆勤だった一人の女性も、今回(15回)・次回(16回)と連続して休まざるを得なくなってしまいました。
大変申し訳なく思っています。
17回は、12月6日(日)となり、通常の日曜日になります。

また、ビデオ編集が遅れましたので、皆さんへのビデオ頒布のご案内は、6月下旬〜7月中旬頃になるかと思います。
ご容赦ください。


◆懐かしい方が…

このところ、音信不通だったり、毎年、名簿登録を更新されてはいましたが、特に講座に参加されることもなかった方からの連絡があったり、講座へ参加される方が少なからずおられます。
結婚されて、ようやく講座に参加できるようになった…、海外青年協力隊で海外に行かれていた…、あちこち、色々と治療法を学んでいたが、「長野式治療法」・「キー子スタイル」が自分には一番合っていると思った…(嬉しいですね!)、など、久しぶりにお顔を拝見したり、お声を聞くと、懐かしさで一杯です。

5月の‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’と‘基礎講座’は、「大宮ソニックシティ」が取れず、他の会場を予約していました。
少々古い会場で、そこでの講座に参加すると、体調が悪くなるという方がおられ、また、ビデオを使用しますが、その会場のビデオが、少し不安なことがあることと、「大宮ソニックシティ」以外の会場にすると、必ず迷う方がおられることなど…があり、急きょ、「大宮ソニックシティ」の空いている部屋を聞いてみました。
午前・午後を通して同じ部屋は取れませんでしたが、午前は、いつもより小さい部屋が、午後は大きな部屋が空いているとのことで、別々でしたがこれらの会場に変更しました。
ただし、小さい部屋は、欠席者などを考慮に入れれば定員一杯ギリギリです。

すると、Mさんから(この方も、少し前に、久しぶりに再受講をされた方です)、以前参加されていたHさんが参加したいとの連絡があり、参加できるかとの問い合わせがありました。
参加されてもよいが、定員一杯で、席がないかも知れないとご返事しました。
妻と、「Hさんのことだから、立っても構わないから参加したい、と言ってくるのでは…」と話していると、やはり、「携帯のイスを持って行くから、隅っこでもどこでも参加したい」との連絡がありました。(やっぱり、さすが、Hさん!)
結婚されて、ようやく一段落したとのことでしたが、久しぶりにお会いして、明るい積極的な性格は以前と変わりませんが、随分落ち着いた雰囲気となられていました。

お会いしなかった間に様々なことがあったのでしょう。
皆さんそれぞれに、一回りも二回りも成長されて落ち着いた感じとなられています。
(それに比べ、相手の方は、私のことを「年取ったなー…」、何て感じているのでしょうか)
 「友遠方より来たる、また、楽しからずや」…とは、この様な感じでしょうか。

《長野式研究会 & w-key net》を主宰して、得るものは非常に大きなものがありますが、何といっても、良き人との結びつきが一番です。


村上 裕彦 2009年06月




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