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●ニュース&アラカルテ |
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私にとって、大変悲しい知らせが入りました。 ブラジルで、長野式治療法をされていた川岸章さんがお亡くなりになったという知らせが、奥様から届きました。 この方は、日本の大学で鉱山学を学び、戦後、鉱山技師としてブラジルに渡り、そのまま現地に留まってしまいました。 その後、60歳を過ぎてからブラジルの鍼灸学校で学び、第二の人生を鍼灸師として生きられました。 (お嬢さんも、ブラジルで鍼灸をしています) 日本の家族にお会いするために帰国した時に、医道の日本社に立ち寄り、故長野潔先生の『鍼灸臨床わが三十年の軌跡』『鍼灸臨床新治療法の探究』を買い求め、独学で「長野式治療法」をマスターされました。 私のことを知り、ちょうど開講していた‘基礎講座’に一度参加されたことがあります。 その後、日本に帰国されると連絡があり、滞在していた新宿のホテルでお会いし、奥様とご一緒に昼食を共にしながら、色々とお話しをしました。 お話しといっても、何しろ川岸さんご本人は独学ですので、お会いしてから別れるまで、「長野式治療法」の質問攻めです。 先生の2冊の著書を、「症例別」、「処置法別」、「症状別」などに項目を分けて、ノートにビッシリ書かれてあり、その中から分からないところを聞かれます。 一目で、何十回と繰り返し読み込んだ形跡が明らかなノートで、こちらの勉強不足が恥ずかしい程でした。 (次にお会いしたときに、ブラジルで置き引きに遭い、バッグを盗まれ、その中にこれらのノートの一部が入っていて、お金なんかより、ノートを失ったのが非常に残念と話されました…ブラジル人気質は、とても良いのですが、置き引きが非常に多いとのことでした) サンパウロに住まわれていましたが、お年にもかかわらず、単身、そこから6〜7時間長距離バスに乗って行くような所に鍼灸治療院を開かれ、週末になると帰宅する生活を続けられました。 どうしてそのような遠い場所に治療院を開かれたか、その経緯はとうとうお聞きする機会を逸してしまいましたが、そこは、鍼灸という治療そのものが全く知られていなかったそうです。 そのような所で治療を続け、現地の医師にも信頼され、その土地の人々から『神の手』と呼ばれていたそうです。 地球の裏側で、独学で「長野式治療法」を学ばれ、その地域の人々に『神の手』と呼ばれるほどの治療をされていた鍼灸師がいらっしゃったというだけでも、励まされるではありませんか。 遠方へバスで揺られて行き、単身で生活し、治療をし続け、無理が重なり、ご高齢の身体にはこたえたのでしょう。 とうとう、『神の手』と呼ばれた方は、天に召され、神の御手に委ねられてしまいました。 天国では、今頃、一度もお会いする機会の無かった長野潔先生お会いになり、色々質問されては喜んでいらっしゃると思います。また、長野先生も、遥か遠いブラジルでご自身の治療法を熱心に学ばれた方とお会いし、感激されているのではと思います。 こんな会話もされているのでは…。 川岸さん「長野先生、ちょっとそこは村上さんに教えていただいたのと違うようですが…。」 長野先生「村上は、色々と私の治療法に心酔して広めてくれるのは感謝しているのだが、チーッと治療の方はまだまだですナー」。 (アー、恥ずかしい) 長野先生も川岸さんも独学で治療を学ばれ、同じような時代を過ごされた同士ですから、きっと話しに花が咲いていることでしょう。 長野式を学び、講座などでお話しをするようになって、大変嬉しいことの一つに、川岸さんのような素晴らしい人々とお知り合いになれることです。 川岸章さんのご冥福をお祈りいたします。
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またまた、『医道の日本』誌2007年3月号に、清藤直人氏の「Kiiko Style により、糖尿病患者の血糖値とHbA1cが改善した1症例」が掲載 |
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またまた、『医道の日本』誌2007年3月号に、清藤直人氏の「Kiiko Styleにより糖尿病患者の血糖値とHbA1cが改善した1症例」が掲載されました。 2005年8月号の「脱毛」について、2006年8月号の「脳脊髄液減少症」について、に続く内容の非常に濃い論文です。 「キー子スタイル」を駆使した内容は、糖尿病に対しての基本的で、模範的な治療となっています。 糖尿病患者さんに対する治療をされる方は、この論文が良きテキストになるかと思います。 糖尿病は、現代病であり、どんどん患者さんが増えています。 これから、鍼灸に来院する患者さんも多くなります。また、糖尿病と診断されていなくても、バックグラウンドに糖代謝異常がある患者さんも非常に多いです。 この論文と、松本先生の著書『Kiiko Matsumoto‘s Clinical Strategies … In The Spirit Of Master Nagano』を参考に治療をすれば、糖尿病の患者さんが来られても大丈夫!!
諸事情があり、なかなかホームページが更新されずに、皆様には大変ご迷惑をおかけ致しました。 久しぶりにご覧になった方は、オヤッ?と思われたかと思います。 〜月には更新する…、などと言っては、更新したためしは無し。 期待されていた方には、多くの失望を味わったかと思います。 7月頃から少しずつ更新をしますから…と先日のビデオの案内に書いたまま、またその間に諸事情があり、新たな展開がありました。 今度こそ、オオカミ少年ではなく、ムラカミ老年は、月に2〜4回ほど、新しいページをアップしていく予定です。 しばらくは、前から書き溜めていた原稿が混じり、Newsではなく、Oldsのような原稿があるかも知れませんが、ご容赦下さい。 また、皆さんも、どんどん症例やご意見、ご要望などをお寄せ下さい。 お待ちしています。 ようやく、ハブ空港も少しずつ開港し、羽ばたいていきます。 宜しくお願いいたします。
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『2007年度 松本岐子先生セミナー in Kyoto』 &『第10回 松本岐子先生セミナー in Japan』のご案内、発送準備中 |
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いよいよ、長野式研究会のメインエベントである松本先生のセミナーが近づいてきました。 先日の岐子先生からの電話では、更にレベルを上げた新しい治療法が樽詰めを終え、出荷準備に入っている様子が伺い知れました。 じっくりと熟成された治療法の、その香りと舌触りを賞味されたい方は、是非、参加下さり、期待を裏切らない、初めて口にする素晴らしい内容をご堪能下さい。 名簿登録されている方には、9月下旬頃にご案内をお送りいたします。 ※名簿登録をされていない方で、セミナーに参加ご希望の方は、電話・Fax・メールなどでお申し込み下さい。 |
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