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情報コーナー

●ニュース&アラカルテ
vol.30

中宿玄晏堂鍼灸院」が開院しました
《長野式研究会 & w-key net》のアドバイザーとして、いつも貴重な治療法や知識、情報、ご意見などを提供して下さる医師の原讓先生が、昨年10月に、西武国分寺線「小川駅」より徒歩約5分の所に、『中宿玄晏堂鍼灸院』を開院されました。


「中宿玄晏堂鍼灸院」の外観です

『中宿玄晏堂鍼灸院』の名称は、治療院が「小川駅」周辺の‘中宿’商店街に位置し、‘玄晏’(げんあん)は、鍼灸甲乙経の著者「皇甫謐」の号‘玄晏’から名付けられました。
 医師の先生が、古典から引用して治療院名にするのは、現代的な言い方では「クール!」となるのではないでしょうか。
 原先生のクリニック『ゆずるクリニック』には、《長野式研究会 & w-key net》の講座に参加下さった8名の鍼灸師が勤務され、現在、『ゆずるクリニック』と『中宿玄晏堂鍼灸院』で、ローテーションを組んで鍼灸治療に当たっています。

 原先生は、漢方や鍼灸治療に非常に関心を持たれ、造詣も深く、西洋医学と東洋医学の両方の良さを熟知され、治療に生かされています。
 鍼灸治療の良さを認めて下さった先生は、ご自身のクリニックでも鍼灸治療を行おうとされましたが、混合診療になるために、『ゆずるクリニック』では、鍼灸治療は無料です。
 鍼灸師への給与は、先生のポケットマネーから支払われているそうです。
 しかし、原先生も「長野式治療法」を勉強され、鍼灸治療を理解下さっていますので、必要とあれば、西洋医学的治療から鍼灸治療に回されたりする患者さん、あるいは、患者さんのご希望などが増えて、『ゆずるクリニック』では、治療しきれなくなってしまいました。
 そこで、『ゆずるクリニック』(西武国分寺線「鷹の台」駅)からそれ程遠くない(「鷹の台」駅の次の「小川」駅)所に、『中宿玄晏堂鍼灸院』を開院されました。

 私も、鼠径ヘルニアの手術の前に、『ゆずるクリニック』で診断を受け、ピロリ菌、胃のポリープが発見され、手術後も定期的に、西洋医学と東洋医学の両面から、チェックを受けています。
 『ゆずるクリニック』・『中宿玄晏堂鍼灸院』の鍼灸師達は、定期的に学習の機会を持ち、切磋琢磨されています。

 故長野潔先生の夢でありました「東西両医学の融合」、「鍼灸の地位向上」を、原讓先生が実現への強力なバックアップをして下さっています。
 有り難い事です。

受付と待合室です

‘お大事に’
‘いらっしゃいませ’

今日の担当はW先生です




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